外国の方が日本で
妊娠したら
日本に住んでいる外国の方が、安心して妊娠中の生活を送るために知っておきたい、
必要な手続きや行政サービスなどをお伝えします。
妊娠したら病院をさがそう
日本と出身国では、妊娠・出産・育児の制度が異なることもありますので、すこやかな
妊娠生活をおくるために、日本の制度や
手続きを早めに確認しておきましょう。
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1-1. 妊娠がわかったら、
産婦人科を受診しよう妊娠がわかったときや、妊娠の可能性がある場合は、早めに産婦人科の病院やクリニックを受診しましょう。住んでいる自治体の窓口で、妊娠の届出などの手続きを行い、母子健康手帳をもらいましょう。
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1-2. 産むところを探して
分娩予約をしよう妊娠の診断がされたら、出産する病院を決めましょう。早めの分娩予約が必要となる場合もあります。
母子健康手帳を
もらおう
日本での妊娠・出産・育児に必要な
母子健康手帳について知りましょう。
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2-1. 母子健康手帳とは
母子健康手帳とは、ママとこどもの健康状態を記録する手帳です。妊婦健康診査(以下、妊婦健診)や乳幼児健康診査(以下、乳幼児健診)、予防接種を受けるときに必ず持っていきましょう。
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2-2. 母子健康手帳を受け取る
ために何をしたらいい?住んでいる自治体の窓口で、妊娠の届出の手続きを行い「母子健康手帳」を受け取ります。「妊婦健診の補助券」ももらえます。その際、保健師などとの面談があります。面談では、さまざまな教室の案内とともに、心配なことや困っていることなどについても相談ができます。外国語の母子健康手帳をもらうことができるかも聞いてみましょう。
また、母子健康手帳を受け取った後も、自治体の保健師などに、妊娠中の心配や困りごとを相談できます。
定期的に妊婦健診を受けよう
母子ともにすこやかな妊娠中の生活をおくるための、妊婦健診について
知りましょう。
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3-1. 妊婦健診
妊婦健診はママや赤ちゃんの健康状態を定期的に確認するために行うものです。妊娠中は、普段よりいっそう、健康に気をつけなければなりません。妊婦健診を定期的に受診し、医師や助産師などに相談し、その時々の生活状況に応じたアドバイスを受け、出産・育児の準備をしましょう。
両親学級に
参加しよう
妊婦・出産・育児のことを学ぶことができる両親学級について知りましょう。
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4-1. 両親学級とは
ママやパパのための、妊娠・出産・育児について学べる場です。自治体や医療機関で行われています。例えば、産前・産後に自治体が行っているサービスの紹介や、妊娠期から子育て期に必要な栄養や口腔ケアなどについて学べます。出身国や地域、宗教によって、異なる考え方などがあるかもしれませんが、日本で行われている方法を参考に、出産・育児について、少しずつイメージしていきましょう。