多胎児の育児に関するサポートなど

ふたごやみつごなど多胎児の妊娠では、赤ちゃんは早産(37週未満での出生)で生まれることが多いことが知られています。
また、多胎で生まれた赤ちゃんの7割程度は、2500g未満の低出生体重児で生まれています。

多胎児の育児は、喜びが二人(三人)分ありますが、オムツやミルクなどの経済的な負担、二人(三人)同時の夜泣きや授乳、沐浴など家族だけで育児を行うことは大変です。
そのため、育児のためのサポートも積極的に使いましょう。
各自治体などで、多胎妊婦や多胎児家庭へのさまざまな支援を行っています。

多胎妊娠では、切迫早産などの理由で急に入院することがあり、また出産後もこどもたちを連れて自治体に手続きに行くのは大変ですので、できる限り手続きは早めにすませておくとよいでしょう。
もし、手続きの前に切迫早産などの理由で急に入院してしまったときには、病院スタッフに相談してみましょう。
病院の医療ソーシャルワーカーなどが支援につなげてくれることもあります。

多胎妊婦や多胎児家庭への支援

多胎妊娠の妊婦健康診査支援事業

多胎妊娠の場合、追加で受診する妊婦健康診査に係る費用について、一定額を助成している場合があります。
お住まいの自治体に確認してみましょう。

産前・産後サポート事業
(多胎妊産婦への支援)

多胎のパパママとの交流会(多胎ピアサポート事業)や、外出や育児の支援(多胎妊産婦等サポート等事業)などのサポートを受けられます。
地域によってサポート内容は異なるので、妊娠中にお住まいの自治体(こども家庭センターなど)に相談しましょう。

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